小顔ダイエット(矯正治療編)
私は27歳の時に矯正治療をしました。当時新潟大学の矯正科に残っていました
ので、当時の矯正の師匠であった、寺田先生(現日本歯科大学矯正学教室教授)
に治療をしてもらいました。当時の口の中は、左上の犬歯がいわゆる八重歯になって
いて、上下の犬歯が当たらない状態でした。(犬歯は上下顎がしっかり当たっていないと
顎が上手に食べる時に動きません)それを何とかしたかったし、見た目も気になっていました。
また、私は当時、上下顎前歯が前に倒れていて(上下顎前突)、油断すると口が開いてしまい、
あまりみっとも良い顔でもなかったように思います(妻に言わせると、不細工にしたさだまさし
さんのようだとのことでした。私はさだまさしさんは好きですので、別にそう言われても傷つかない
のですが)。
そこで、歯を4本抜いて、でこぼこの歯を治しながら、上下顎の前歯を下げる治療をすることに
なりました。母が4本歯を抜いて治療したことを聞いて、「親がやった体を、、、」と言った言葉は
忘れられません。成長期にもっと大きく顎を育てておけば良かったなと思った瞬間でもありましたが。
ともあれ、治療は比較的順調に進み、2年後に装置ははずれて私の口もとは、治療前に比べて
ずいぶんと下がり、すっきりしたものになりました。私は形のためというよりも、口が閉じやすくなる
治療をしたつもりでいますが、結果的に口もとのダイエットになっているわけで、これも小顔ダイエット
ということもできるでしょう。