雇用保険審査官に審査を申請し、雇用保険審査会が開かれることになりました。その前準備として
ハローワークから今回の事件に対する意見書、それを確認した後に、私の方から反論書を提出しました。
本来今回の事件の直接の当事者は、育児休業給付金の申請をしようとして申請を却下され、また再申請が
認められたものの不支給決定をだされた従業員のAさんですが、雇用保険審査会では代理人による対応が
認められるため、私が代理人になってハローワークと法的に争うことになりました。以下がハローワークの意見書と
私が提出した反論書です。本来は意見書が出されたのちに私がそれに対する反論書を提出するはずなのですが、
ハローワークは最後の意見書(三回目)を雇用保険審査会の立会審査の折に持ち込みにし、私からの反論書を
出させないという暴挙に出ました。雇用保険審査官も雇用保険審査官で(あまりお世話になった審査官を非難
したくはないのですが)私の反論は反論書ではなく、この場の発言でするように、とあっさり受け入れてしまいました。
ここでも私はハローワークの卑怯な面を垣間見ることになってしまいました。本当に1日本国民として残念です。
ハローワーク第一回意見書



第一回意見書に対する私の反論書






ハローワーク第二回意見書


第二回意見書に対する私の反論書




立会審査会当日にハローワークが手持ちで提出した第三回意見書。私はこれにたいして
反論書を書く権利を与えられませんでした。暴挙だと思います。


ハローワークの意見は、提出過ぎの申請は受け付けない、絶対に。ということだけです。
それ以外の理由が見当たりません。私がこのやりとりで感じたことは、何か強力な意思が働いていると
いうことです。一体働くお母さんと生まれたばかりの赤ちゃんに絶対にお金を出さないという強い意志とは
なんなのでしょうか?(この事はあとで行政文書開示申請で理由がわかりました)

※雇用保険審査会の内容は後の「決定書」の中で要点が述べられているので省きます。

11.「決定書:ハローワーク所長の決定を取り消すーハローワーク所長に勝った!」へ