側面セファログラム(横顔のレントゲン)の、大切な骨の輪郭をなぞったものを、トレースと言います。
定期的に撮影した横顔のレントゲンをトレースして、そのトレースを重ね合わせることにより、その人独特の、顔や顎の成長する方向や量がわかります。
人の顔の形や成長の仕方は一人一人ちがうため、一人一人の患者さんに、このような重ね合わせを行う事は、矯正治療で治療方針を決めるときに、大変重要になります。 矯正治療では定期観察がとても大切なのですが、定期観察中に、骨の変化を知ることができる事も、定期観察が重要視される大きな理由です。